焼肉とお酒で、大人の時間を
赤れんがテラス3階にある「YAKINIKU BAR TAMURA」は、「肉の割烹 田村」が経営するオシャレな焼肉店。本店は網走郡美幌町にあり、昭和2年に精肉店として創業し、焼肉をはじめとした肉料理を提供する店も始めました。
札幌市内には、「菊水元町店」「大通BISSE店」「YAKINIKU BAR TAMURA」の3店あり、「YAKINIKU BAR TAMURA」は、焼肉にプラスして、酒のアテになるメニューもそろえています。ビールサーバーが並ぶドリンクカウンターがある店内は、大人の雰囲気。中でも、赤れんが庁舎（北海道庁旧本庁舎）を正面に眺める窓側のテーブル席と個室は特等席。まばゆい緑が赤や黄色へと色を変え、雪化粧に包まれるなど、窓越しに眺める四季折々の景色もご馳走。テーブル席は白い布で仕切られているので、個室感覚でくつろげます。
一方、内装にレンガや木を使ったコーナーは、バル感覚の落ち着いた雰囲気。ワイングラスでも傾けつつ、大人の時間を楽しむのも良いかと。ちなみに、窓側の席を希望する際は、あらかじめ予約を。
後味で堪能する「サチク麦王」のうまみ
主役である肉は、地元である美幌町をはじめとした、身近な農場を中心に厳選しています。豚肉は、斜里町の「佐々木種畜牧場」が生産する「―匠の豚― サチク麦王」を使用。「焼肉の場合は生の状態でお出ししますので、見た目の印象も大切で、この肉はうっすらとしたピンク色と真っ白な脂がきれいですね。もちろん見た目を裏切らないおいしさで、肉質がとてもジューシーです」と飲食事業部リーダーの鈴木貴賀さんは話します。
「サチク麦王」のロースを塩味でいただくと、火を通してもパサつかず、表面にはうっすらと脂が残っています。口に入れると、脂の甘さがプラスされた肉汁が染み出し、喉を抜けた後は余韻のように肉の香りが広がります。うまみが凝縮された香りが口の中でこだまするようで、この後味がたまらない。
「サチク麦王」は、単品でもセットメニューでも味わえます
「―匠の豚― サチク麦王」は単品のほか、セットメニューの1つ「バラエティセット」にも入っているので、好みに合わせて選べます。「焼肉は入学や卒業などのお祝いや誕生日など、ハレの日の利用も多いですので、予約の際にお知らせいただければ、デザートプレートをご用意いたします」と、鈴木さん。
最近はテイクアウト用の弁当も始めたようで、牛肉と豚肉が入った「肉屋の極旨！焼肉弁当」は、一挙両得の弁当。甘辛のタレで炒めた肉は、ごはんにぴったり。注文が入ってから作るので、熱々の出来立てを持ち帰られます。急ぎの場合は、予約しておくと時間に合わせて作ってくれます。
「YAKINIKU BAR TAMURA」は、オフィス街という場所柄もあり、衣服に臭いが付きにくいよう無煙ロースターを採用しているのもうれしい限り。これなら、ランチタイムに焼肉でパワーをチャージしたり、ショッピングの合間に一息つくなど、気兼ねなく利用できますね。
※写真はイメージ
YAKINIKU BAR TAMURA(ヤキニク バル タムラ)
札幌市中央区北2条西4丁目
札幌三井JPビルディング 赤れんがテラス3階
TEL:011-215-1129
11：00～14：30（ラストオーダー／14：00）
17：00～22：00（ラストオーダー／21：30）
無休（年末・年始を除く）
肉の割烹 田村 菊水元町店
札幌市白石区菊水元町4条2丁目2番地12号
TEL:011-876-1929
11：30～14：30（ラストオーダー／14：00）
17：00～22：00（ラストオーダー／21：30）
無休（年末・年始を除く）
肉の割烹 田村 大通BISSE店
札幌市中央区大通西3丁目
北洋大通りセンター ODORI BISSE 4階
TEL:011-211-1129
月曜～金曜11：00～14：00（ラストオーダー／13：30）
土曜・日曜・祝日11：00～14：30（ラストオーダー／14：00）
17：00～22：00（ラストオーダー／21：30）
無休（年末・年始を除く）
Pork Information
斜里町の「佐々木種畜牧場」で生産する「―匠の豚― サチク麦王」は、ドリップの少ない締まりのある肉質で、ジューシーな食感が特徴です。大麦を主体にした動物性油脂を含まないエサは、長年の試験を重ねた独自の配合です。豚のストレスを軽減するため、豚舎は一般的な基準の約2倍の広さで、大量の寝ワラを敷いてフカフカの状態に。豚の健康管理と肉に臭みが移るのを避けるため、衛生管理も徹底しています。精肉の直売所もあり。
※この記事は2021年4月現在のものです