雑誌・テレビで大活躍の料理家・ワタナベマキさんに「北海道ポークメニュー」を考案していただきました。 いつもの豚汁を、梅干しでアレンジ。 ご家庭の定番メニューで活躍しそうです!!
料理制作/ワタナベマキ
料理研究家。素材の持ち味を引き出したシンプルな料理と、センスあふれるライフスタイルが人気。
『新定番!秋の北海道ポークレシピ』はPDFでもお読みいただけます。
〈動画〉梅風味の豚汁
いつもの豚汁を、梅干しでさっぱりアレンジ
主材料(2人分)
豚ロース肉(薄切り) | 150g |
さつまいも | 100g |
ごぼう | 80g |
ねぎ | 1/2本(50g) |
しめじ | 100g |
しょうが(せん切り) | 1かけ分 |
梅干し | 2個 |
〈A〉だし汁(かつおと昆布) | 400ml |
〈A〉酒 | 大さじ1 |
しょうゆ | 小さじ1/2 |
七味唐辛子 | 適量 |
作り方
- ①豚肉は食べやすい大きさに切る。
- ②さつまいも1.5cm厚さの半月切り、ごぼうはささがき、ねぎは斜め薄切りにする。しめじは石づきを落としてほぐす。
- ③鍋にごま油小さじ2としょうがを入れて中火にかけ、香りが立ったら①とごぼうを加えて軽く焼き色がつくまで炒める。残りの②を加えてさっと炒め、〈A〉を加えて煮たったらアクをとる。
- ④梅肉をくずして加え、ふたをして弱めの中火で7~8分煮、しょうゆを加える。
- ⑤器に盛り、好みで七味唐辛子をふる。
豚肉とれんこん、プルーンの煮こみ
プルーンのコクと酸みが、豚肉のうまみを引き立てます。
主材料(4人分)
豚肩ロース肉(かたまり) | 450g |
れんこん | 300g |
玉ねぎ | 1個 |
ドライプルーン | 8個 |
にんにく | 1片 |
〈A〉白ワイン | 50ml |
〈A〉水 | 400ml |
粗びき黒こしょう、イタリアンパセリ(みじん切り) | 各少々 |
作り方
- ①豚肉は室温にもどし、塩小さじ1をしっかりとすりこむ。
- ②れんこんはたわしで皮をこすり洗いし、2cm厚さの半月切りにして水にさっとさらす。玉ねぎは8等分のくし形切りにする。にんにくはつぶす。
- ③鍋にオリーブ油小さじ2を中火で熱し、①を入れて全体に焼き色をつける。にんにくを加えてさっと炒め、残りの2を加えて軽く炒める。
- ④プルーンと〈A〉を加え、煮たったらアクをとり、ふたをして弱めの中火で1時間煮る。豚肉を食べやすく切って器に盛り、粗びき黒こしょうとパセリをふる。
台湾風 豚の角煮
シナモンの香りが食欲を誘います。ご飯にかけても
主材料(4人分)
豚バラ肉(かたまり) | 300g |
ごぼう | 1/2本(100g) |
玉ねぎ | 1/2個(100g) |
チンゲンサイ | 2株 |
にんにく(みじん切り) | 1片分 |
しょうが(みじん切り) | 1かけ分 |
〈A〉紹興酒 | 100ml |
〈A〉水 | 200ml |
〈A〉黒酢 | 大さじ1/2 |
〈A〉シナモンスティック | 2本 |
〈B〉しょうゆ | 大さじ1/2 |
〈B〉オイスターソース | 大さじ1 |
作り方
- ①豚肉は室温にもどし、半分に切る。鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて中火にかけ、煮たったら弱めの中火にして10分ほどゆでる。ざるに上げ、粗熱がとれたら3cm角に切る。
- ②ごぼうは8cm長さの縦半分に切り、水にさっとさらす。玉ねぎは粗みじんに切る。チンゲンサイは縦4等分に切る。
- ③鍋にごま油小さじ1、にんにく、しょうがを入れて中火にかけ、香りが立ったら①と玉ねぎを加え、軽く焼き色がつくまで炒める。ごぼうと〈A〉を加え、煮たったらアクをとってふたをし、弱火でときどき混ぜながら30分煮る。
- ④〈B〉を加えて20分煮、チンゲンサイを加えてさっと煮る。
豚肉のしょうが焼き ゆずこしょう風味
ゆずこしょうのさわやかな香りと辛みがアクセント
主材料(2人分)
豚肉(しょうが焼き用) | 6枚(300g) |
れんこん | 120g |
生しいたけ | 4枚 |
〈A〉ゆずこしょう | 小さじ1 |
〈A〉おろししょうが | 1/2かけ分 |
〈A〉みりん | 大さじ2 |
〈A〉しょうゆ | 大さじ1 |
いり白ごま | 適量 |
すだち | 1個 |
作り方
- ①豚肉は室温にもどし、筋切りをして塩少々をふる。
- ②れんこんは皮をむいて3mm幅の半月切りにし、水にさっとさらす。しいたけは石づきを落として縦4~6等分に切る。
- ③フライパンにごま油小さじ2を中火で熱し、①を入れて焼く。焼き色がついたら返し、②を加えてさっと炒め、酒大さじ1を加えてふたをし、弱火で3分蒸し焼きにする。
- ④合わせた〈A〉を加えて中火にし、煮たてながらからめる。
- ⑤器に盛ってごまをふり、すだちの半割りを添える。